協力型タイピングゲーム Co-Typing の紹介

2025.12.20(Sat)

文責:ふわふわ

※本稿は、たのんさんが主催するタイパー(フリー部門) Advent Calendar 2025に登録しています。タイピング部門はこちら。

※前の記事は、tiwa! さんの問題文をひらがなだけにした超次元日本史クイズバトルです。

※次の記事は、たのんさんのGeoGuessrのDuelモードを布教したいの予定です。



目次



百聞は一見に如かず

https://co-typing.duckdns.org/

まずはこのページを開いてみよ。

エントリー画面
プレイ画面

これが Co-Typing である。

水曜日 20:00 に、ここに集合すること。

記事の内容は以上だ。散!































これは今年 8 月に撮影した野草






























……もう少し説明しよう。



何ゆえフリー部門に投稿したのか?

タイピング関連の記事であるにもかかわらず、何ゆえフリー部門に投稿されているのか?

お主が最も気になるのがこの点であろう。

その答えはズバリこうだ。

「投稿しようと思ったとき、タイピング部門に空きが無かったから」


拙者がタイパーアドカレの存在を思い出し、投稿しようと思い立ったのが12月17日。この時すでにタイピング部門に空きは無く。

あと 1 日早ければ、16 日に登録できたのに。










一縷の望みをかけてフリー部門を覗いてみると……あるある、あるではないか、空きが。

フリー部門だが背に腹は代えられぬ。ええい、ままよ!と登録した。











参考:【キューピー】焙煎胡麻マヨ 1kg










タイパーの集い場だからさほど場違いでもないであろう。

多分。



筆者は何者か?

お主が不審に思うのも当然である。


まず、拙者がタイパーアドカレに参加するのは初めてだ。

次に、各種 SNS でタイパーと交流を行っているわけでもない。

極めつけは、アドカレの投稿名は「暁美ほむら」なのに、文責は「ふわふわ」となっている。

そんなわけで自己紹介が必須であることは間違いない。











ここで狂った犬の画像を挿入する










拙者は 2005 年あたりからそれが廃れるまで 2ch タイピングスレに生息していた。

e-typing(ローマ字)の最高記録は 674pt。上位勢の仲間入りはできないくらいの実力である。

HN は定まっていないが、バトタイプがサービス終了するあたりから「ふわふわ」を使っておる。

e-typing の登録名も「ふわふわ」。「文責: ふわふわ」としたのもそのためだ。

Discord では「くるくる」などと名乗っている。

自己紹介はこんなところで十分であろう。



Co-Typing とは

ようやく Co-Typing の説明だ。

ときに、昨今は生成 AI がまこと隆盛を極めているな。

お主は、生成 AI 肯定派かな? 否定派かな?































AI 反対派なら、踵を返して去れ。

なぜなら Co-Typing は拙者が Claude、すなわち生成 AI を使い倒して作ったサービスだからである。

プレイ中にその事実を知ったりしたら、全身から血を噴き出して死ぬであろう。危険だ。

命が惜しければ去れ。


協力型タイピングゲームは存在しない

やめろ、去るな。さっき言ったことは冗談だ。

AI 賛成派も否定派も皆こぞって参加してくだされ。

人を集めたくてここで宣伝紹介しているのだから、去られたら困る。


さて、対戦型・競争型のタイピングの対戦ゲームは五万とあるが、協力型のタイピングゲームは存在しない。


国内最上級の大会 REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP で使われる Weather Typing は、対戦ゲームそのものだ。











REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP

Weather Typing










e-typing寿司打タイ速実タイ、etc。

対戦要素は無いものの、スコアがランキング化され、プレイヤーたちは競い合わされる。

タイピング界は修羅の国であり、タイパーは修羅。

闘争心を剥き出しに、日々自己研鑽に励む。


そんな世界に、タイパー同士が協力し合うようなゲームが、かつて存在したことがあったか?











え、あった?

そんなら早く教えてよ、もう!!











とある小僧にタイピングを教える機会があった。

一緒に遊べるゲームがしたいと思い、タイピンガーZで対戦してみた。

ウケが悪かった。

ハンデを付けて対戦しても、ダメ。

対戦ゲームは、実力が拮抗していないと対戦が成り立たないのだ。


それ以前に、明確に勝敗が出ること自体に、非タイパーは忌避感を抱くのではないか?

共にプレイできる、対戦型ではないタイピングゲームに、潜在的な需要があるのではないか?

拙者はそう考えた。


そこで作ったのが Co-Typing である。











これは無関係なインド人の画像











実用入力・特殊配列

このタイピングゲームには「変換」が必要だ。

その証拠に、エントリーページに書いてあるルールを貼る。

ゲームの特徴

操作方法

ゲーム情報


うむ、やはり必要だ。











お主は Alternative Typing Contest (以下、ATC)を知っているか?

大西琢磨殿と大岡俊彦殿による、標準配列禁止のタイピングコンテストである。

最近めでたく第 2 回が開催され、多種多様な配列・キーボードが咲き乱れた。

このコンテストによって、スピードを競うだけに留まらない、多様なタイピングの時代が花開いた。

そう言っても過言ではない。











Alternative Typing Contest

(拙者も僭越ながら第 2 回の動画に TUT-Code 即ち漢直使いとして収録されている。視聴者が見やすいように実況解説を付け加えていただき、かたじけのうござる。)











さて、多様な論理配列に対応するため、ATC は変換込みの入力が必要になっている。(2025 年 12 月 20 日現在)

Co-Typing が変換込みの実用入力となっているのも同じ理由だ。

多様な配列と共にプレイするためには、実用入力でなければならない。


これからの時代は、実用入力なのだ。

Co-Typing も新しい時代に適応する。

緑と黒のタークテーマが ATC に酷似しているが、ATC の盛り上がりにあやかろう、などという邪念は決して抱いておらぬ。


タイピングゲームに慣れている、標準配列タイパーには心理的障壁が生ずるかもしれない。

——変換が要るの?

——面倒くさいな。


しかし考えてもみよ。

それこそが、マイナー配列タイパーたちがいままでのタイピングゲームに対して抱いてきた障壁なのだ!

発想の転換を行おうではないか。

ゲームの要素がひとつ増え、楽しみも増えていると。

今までのタイピングゲームがむしろ間違っていたのだ。

実用入力、それこそが真のタイピングなのだ、と。











最後までご清聴いただき、ありがとうございました。

では、水曜日にまた会おう。さらば!



最終更新: 2025-12-21

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